オリンピックの開会式でブルーインパルスの展示飛行があり、もうすぐです!
空を見あげてブルーインパルスの予行飛行を見られた方もいらっしゃるかもしれませんね。
気になるのは、その速度。
あまりの速さにびっくりする方もいれば、思ったより速くないな。。。と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。
複数の航空機が同時に飛ぶのでぶつからないか事故が心配になる方もいるかもしれません。
そこでこの記事では次の内容をお届けします。
- ブルーインパルスの速度(時速)
- ブルーインパルスのこれまでの事故
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ブルーインパルスの速度(時速)
ブルーインパルスの速度は、ずばり「時速1,040km」です。
(引用:航空自衛隊HP)
。。。え?
と思う方もいるかもしれませんので、他の乗り物と比較してみましょう。
地上を走る乗り物の中で一番速い「新幹線」の時速は最高で「320キロ」です。
なので、ブルーインパルスの速度は新幹線の3倍以上、ということになりますね。
新幹線「のぞみ」で東京から新大阪まで移動すると約2時間30分かかりますが、ブルーインパルスなら50分くらいで行けちゃいますね。
ブルーインパルスのこれまでの事故
これだけの速度で飛行しているブルーインパルス、残念長ながらこれまでの事故はゼロではありません。
これまでに3度の事故を経験し、そのうちの2回では殉職者が出ています。
1982年7月25日 展示飛行中初の事故
この時がブルーインパルスの初めての事故でした。
1982年11月14日に行われた浜松基地航空祭での展示飛行において「下向き空中開花」という演技を行っていた時、4番機の引き起こしが間に合わず、会場近くの駐車場に墜落するという事故が発生した
(引用:wikipedia)
この時、機内にいたパイロットは殉職、見物していた一般の観客にも負傷者が出ました。
1991年7月4日 訓練中の事故
2回めの事故は訓練中に事故でこの時は海上ということもあってか、殉職者が出たという発表はありませんでした。
1991年7月4日、金華山沖で訓練をしていた4機のうち2機が墜落するという事故が発生した
(引用:wikipedia)
2000年7月4日 訓練の帰りの事故
3回めの事故は、2000年7月4日に起こったもので、ブルーインパルスの40周年を記念する式典で行われる展示飛行の訓練の帰りに起こったものでした。
7月4日、金華山沖での訓練を終えて帰投する途中、5番機と6番機が宮城県牡鹿郡牡鹿町(当時・2005年以降は石巻市)の光山山頂付近に墜落、3名が殉職するという事故が発生した
これにより式典は中止となり、ブルーインパルスの活動も停止しています。
多くの訓練を費やしたパイロットでもあれだけ速い速度で飛行しているので、事故の可能性を完全になくすということは難しいことなのかもしれません。
今後、このような痛ましい事故が起こらないことを願います。
まとめ
「ブルーインパルスの速度は秒速どのくらい?これまでの事故は?」と題してお届けしました。
空を見上げるととてもかっこよく飛行しているブルーインパルスに元気や勇気をもらえた!という方も多いはず。
すごいスピードで整然と飛行している姿はまぶしいものですが、これまでに事故もあったのですね。
安全な飛行でまた私たちに元気をもらえたら嬉しいですね。
以上、お読みいただきありがとうございました。
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